井ゲタ竹内|味付もずく・もずく・淡塩さばなどの製造通販

もずくへの想い

もずくへの想い

    



「もずくへの想い」


「味付もずくは山陰の郷土食」

山陰地方では、昔からもずく(もづく)が収穫され、塩蔵にして保存し、料理に使われてきました。その昔には中海でももずくが採れて、安来市周辺では「十神もずく」と言われて良品とされていました。どじょう掬いで有名な民謡・安来節でも、「安来港に 碇はいらぬ 十神水雲(もずく)で船つなぐ」とうたわれているほど身近な特産物でありました。そういう環境の中で、井ゲタ竹内が「もずく」という素材に自然と親しみ、その取扱い方法、使い方、保存方法などを深めていくことができたのでした。もずくの基本を郷土から学んだといえます。そんな素材を、井ゲタ竹内が日本で最初に「味付もずく」として商品化した原点は、山陰の郷土食として、地元で採れるもずくを各家庭で三杯酢をベースに調味して食べていたものでした。それはお祭り、お祝いなど、特別な日に食べられる料理(メニュー)の一品で、「味付もずく」という名が表すように、もずくを更に美味しく食べるという家庭の味でもありました。今、私たちの商品を、購入して召し上がって頂くお客様にも、お祭りのとき、またお祝い事のとき、親戚、知人が集まってなごやかににぎやかに過ごしたときに、皆の和を取り成した料理の一役だったのと同じように、人々の心を豊かにする品として、喜ばれるものにしたいと思っております。

隠岐島でのもずく漁(1978年頃)





「もづく」と「もずく」

現在、一般的には「もずく」と表記されていますが、本来の表記は「もづく」です。古代には、「毛都久」とか「毛豆久」、「母豆久」、「茂附」、「茂付」などの文字が充てられていましたが、それは、ホンダワラなどの海藻類に着生して、成長するところから「藻付く」と名付けられたものと考えられています。「延喜式」(平安時代中期に編纂された法典)によると諸国例貢御贄料として、若狭から「毛都久」の献納が定められていました。また、水にふんわり浮かぶさまを「水雲」と表記したり、俳諧では「海雲」と表記され、春の季語として親しまれてきました。太平洋戦争前までは「もづく」の表記が一般的でした。戦後に「国語の改革」が行われ、1966(昭和41)年6月、文部大臣から国語審議会に対して「国語施策の改善の具体策について」の諮問がなされ、国語表記の見直しが開始されました。「現代仮名遣い」が普及すると、「音韻に従って用いる」との指針が示され、「もずく」という表記が広まっていきました。辞典類にも「もずく」と表記するようになり、一般化していったと考えられています。1991(平成3)年には、鹿児島県水産試験場の海藻の研究者・新村巌博士が日本水産学会シンポジウムの場で、表記の統一に関する問題提起をされました。井ゲタ竹内も、1970(昭和45)年のもずく商品はレッテルにも「もづく」と表記していたが、1971(昭和46)年5月(昭和町の新工場竣工直前)から「もずく」の表記に変更し、今に至っています。意味的には「もづく」の表記が正しく、豊かな文化的な言葉でもあるので、もずく商品のリーディングカンパニーとして、「もづく」の表記を安易に「もずく」に変えてしまったのがよかったのか悪かったのか、今も自問自答しています。リーディングカンパニーとして、「もづく」の表記の持つ言葉の本来の意味や文化も伝承していく責任を痛感しています。

手詰め袋用口封じラベル。「もづく」。1970(昭和45)年

ギフトカタログにて販売された「もづく」。1970(昭和45)年

1971(昭和46)年瓶詰用ラベル。この年から「もづく」→「もずく」に表記を変更。




味付もずくの誕生

山陰では、地元で採れるもずくを各家庭で三杯酢で味付調理して食べていました。それはお祭り、お祝いなど、特別な日に食べられる料理の一品でありました。井ゲタ竹内では、1958(昭和33)年に、松江に一畑百貨店が開業したときに、売り場で隠岐島産のもずくを量り売りで、手詰めした袋の口をはさんだところにラベルを付けて販売していました。1970(昭和45)年には、はじめて「もづく」が平袋にラベル対応でギフトカタログに登場。翌1971(昭和46)年には、瓶詰の「もずく」が登場、ここから「もづく→もずく」の表記に変わっていきました。一畑百貨店で和洋総菜を販売していく中で、1971(昭和46)年頃には、山陰の郷土料理として親しまれている三杯酢による味付調味したもずく商品を販売するようになりました。これが日本で一番最初に発売された味付もずくになります。美味しい味付の付加価値を明確にわかってもらうためにあえて「味付もずく」と名付け、「無添加食品」として販売、高値で売れるようになっていきました。隠岐島でとれるもずくは「本もずく(糸もずく)」と「岩もずく」がありますが、井ゲタ竹内は当初から絹もずくとも称される本もずくに注目して商品化してきました。もずくは隠岐島からトロ箱で届き、4回ぐらい洗って、最後に湯通しをしました。味付もずくは外江の工場でつくって売り場へ持ち込み、味付もずくをおたまですくって手詰めで販売していました。後から口を広げる道具で入れました。当初は量り売りのばら売りでしたがだいぶたってから平袋にて販売するようになりました。

1978(昭和53)年には、「隠岐もずく・味付」をスタンディングパックで販売開始し、大ヒット商品に。取り扱いが日本生協連へと拡がり、認知も売上も大きくなっていきました。しかし、生産量が増えるにつれ隠岐島産のもずくの原料調達が難しくなり、1987(昭和62)年には、沖縄産の糸もずくを原料にした「味付沖縄糸もずく」を発売。店頭での陳列性のことを考慮して、スタンディングパックからお弁当箱型のトレータイプに形状も変更し、販売を開始。沖縄産の原料を使用した味付もずくも様々な紆余曲折を経て売上を伸ばしていきました。沖縄産もずくも品質と安定供給の観点から恩納村漁協との「協創」関係を開始。取引が始まる以前から、井ゲタ竹内と恩納村漁協は、どちらかが一方的な利益を得るのではなく、お互いによりよいもずくを安定的につくるという想いを共にし、はやくから「協創」の関係を築き、30数年の歳月をかけて信頼関係を深めていき、今に至っております。

【左】味付もずく発売当初のラベル。
1976(昭和51)年

【右】1979(昭和54)年の味付もずくラベル

味付隠岐もずく発売。当時最新の包装資材だったスタンディングパックを採用。
1978(昭和53)年

店頭陳列性からお弁当型トレーにて発売された「沖縄糸もずく」。1987(昭和62)年



恩納村漁協との「協創」関係

「産地への想い」~恩納村漁協との「協創」の関係~

原料もずくの主要産地である恩納村漁協とは、1991(平成3)年の初取引の以前から、どちらかの一方的な利益を目指すのではなく、お互いの発展のために力を合わせて協力関係を築いています。創業者竹内孝が、大切な取引には、人と人との信頼と信用が基本になるとの考えで、正直に誠実に丁寧に物事に対応してくれた恩納村漁協との相互の信頼関係の醸成に心を尽くしました。よりよいもずくの生産を行うために、さまざまな情報交換や知恵の出しあいをして、改善することがあれば、胸襟を開いて議論を尽くし、お互いに改善策を講じてきました。まず取り組んだことは、井ゲタ竹内が望むもずくの要求品質の基準をつくり、個々の生産者にもずくの品質についてのフィードバックを行い、その結果を受けて生産者自らがその対策を考えて改善していくサイクルをつくりました。また、2000(平成12)年には、双方でトレーサビリティの仕組みを構築して、恩納村漁協内での原料選別ができるように技術指導を行い、より高い品質のもずくを安定的に生産できるようになりました。また、エルニーニョ現象などで海水温が上がり、サンゴが白化して死滅したことに対しても、井ゲタ竹内がお取引先や恩納村の協力も得て2009(平成21)年には、「サンゴ礁再生事業支援協議会」を設立して、共にサンゴ礁の海を守る活動に取り組んでもいます。井ゲタ竹内と恩納村漁協の生産者とお客様で、サンゴ礁の海を育むという共通の価値を「協創」(共に手を携えて、協力して、創っていく)していくことで、社会の潤を創っていくパートナーとして、これからも信頼関係を深めていきます。

年に一回、恩納村漁協の生産者全員と井ゲタ竹内社員が共同で「生産者会議」を開催。納入されたもずくの品質状況や改善のポイント、来年の植付の方針などをじっくり話し合います。

「生産者会議」では、品質の良いもずくを安定的に生産した生産者を優秀生産者として表彰します。

恩納村漁協にとっての井ゲタ竹内との協創

ただ、原料を売り買いするだけの商売相手ではなく、一緒になってより良い商品をつくっていこうという協力関係、と言ったほうが正しいのかな。ただの売って買って、はい終わり、ではない一緒になって協力する。よく「協創」という言葉は、競い合うのではなく、共につくるの方の協創の関係ですね。

ただ商品を売り買いするだけでなく、どのような流通を経て、消費者の元へ届くか、それを、生産者がしっかり聞くだけでなく、その目で見る。そういった活動もしっかりと力を入れてやってくれています。それによって漁師のモチベーションも上がるし、品質への意欲も上がる。同時に消費者からしたら、名前も知らない、顔も知らない、生産者がとった水産物より、顔が見えたほうが安心感がありますよね。そういった意味でもとてもいい協力関係ができているかな、というふうに思っています。

また、年1回、井ゲタ竹内さんと共同で生産者会議を行っていますが、次のシーズンの方向性をみんなでしっかり確認しつつ、また問題点があれば、みんなでしっかり協議をする大切な場ですね。またそれだけではなく、異物が混入した場合、これ、誰の遺物から出たのか、どのタイミングで、どの畑から出たのか、トレーサビリティを導入しているからこそ、全てわかる。どのロットから出たかが分かれば、漁師さんは記憶していて、じゃ、こういった場合に出たということは、こういったことが原因ではないかと探ることができる。それによって漁師さんみんなで情報を共有して、こういうことをやったら、異物が入りやすいから、こんなことはしないでおこうと対策を練ることができる。皆が共通の問題に直面したときは、みんなで情報を共有して、みんなで原因を探る。その原因がわかった時は、みんなでその情報をさらに共有してその対策を練る、ということを行いました。とても大事ですね。食べ物を生産している以上、異物の混入は、可能な限りゼロに近づけたい。そのためには漁師さんたちが情報を交換しつつ、対策を練る大事な会議ですね。

井ゲタ竹内さんと共同で立ち上げたトレーサビリティのしくみがなければ、原因がわからなければ、対策のしようがない。そういった面でも井ゲタ竹内さんとの関係は、品質向上のために非常に大きな役割を担っている。ただ、陸上げしてはい終わり、では、このレベルには達せないという様に思っています。(恩納村漁協代表理事組合長 金城治樹様)





恩納村漁協もずく生産者の想い

恩納村漁協代表理事組合長
金城治樹様
-インタビュー
(2023年11月22日)

もずく養殖という仕事について

もずく養殖は、元々父親がやっていた、ということもありますけれども、はじめた当初は何もわからない若造でした。父親の背中を見ながら、しっかりと父親から技術を学びながら、どのようにしたら、より一層良くなるか、ということを、父親と相談しながら、時に、喧嘩しながら、やってきました。

環境負荷が少ない漁業、獲る一方でなく、生態系を守りながら行えるもずく漁をいろいろ勉強しました。特に、海を豊かにしながら、かつ、しっかり経済活動を行えるという私たちの組合がやっている独自の漁業であるということを、すこしずつ理解していきました。やっぱり、先輩たちは先見の明があって、このことを営んできたんだな、ということが、すごい強く理解できます。強く納得じゃなくて共感した、と言えばいいのかなという感じですね。

しっかりと生計を立てられる、って大切だと思うんですよ。どうしても漁獲漁業=魚を獲る漁業だと、魚が獲れなかったら赤字になってしまうわけですよ、とても苦しくなってしまう。

もずく養殖の仕事はもちろん好きです。単純にお金を儲けるだけの仕事だったら、やりがいがないじゃないですか。

いろいろな養殖活動をしているうちに、いろいろと知識を得ることによって、もずくの中に住んでいるいろな生物がちゃんと育つための藻場の保全とか育成とか。海の中の海中環境に対して、それをしっかり守らないと、私たち漁師の漁業活動が行えない。

やはり漁師の漁業活動も生態系の一部ですよ。そういうことをしっかりとやっていければと思っています。

もずく養殖の大変なところ

ほとんどの時間が水中作業になります。種付が始まってからは、水の中の作業になるので、やはり非常に体力勝負ですね。丸一日ほぼお昼時間くらいしか船に上がりませんので、朝から晩まで水の中です。ただ、ぷかぷかとファンダイビングみたいに、のんびり泳ぐわけではなく、網を持って、移動させたり、鉄筋の補修、異物の除去、いろんな作業があります。また、冬場は、低水温の水の中での作業になりますので、非常に、体力的にはきついところがあります。

もずく養殖の嬉しいところ、楽しいところ

1年の生活の収入の大きなところがこれにかかっている、というのも当然ありますので、しっかりと芽出ししてくれることが、大切ですよね。

暖冬の影響で、糸もずくが大不作だった年は、みんな、漁師さん、生活の心配をすごくされていました。失敗してしまった糸もずくの養殖を急遽変更して、太もずくに切り替えて、なんとか生計を賄おうと、必死だったことを、記憶しています。

やはり、しっかりと芽出ししてくれる、ことが何よりの喜びですよね。

同時に、芽出しをしてくれると、なんとか今年も大丈夫そうかな、という安堵があります。

もずく養殖にこめる想い

自分の生活の話だけですけど、それだけだとただの経済活動でしかないのですが、それプラスアルファが、恩納村漁協の漁師には大切だと思っています。

井ゲタ竹内さんとの取組みの中で、やはり、実際に商品を買ってくれる人たちと触れ合える、というのが、非常に大切だと思っているんです。そういう自分たちが生産したもずくを召し上がってくださった人たちと、実際に、直接話をすることによって、自分たちのつくったもずくが、ただの原料生産しているだけではなく、責任という意識が向上する、ということがあります。

実際、私自身、青年部時代にそれを実感して、実際にもずくを買ってくれる消費者との話し合いで、さらにもっと美味しいものを、さらにもっと品質の良いものをというふうに、向上心が芽生えることになったな、というのが強くあります。やはり若い生産者ほど、しっかり実感してほしいですね。それが向上心につながります。

恩納村漁協代表理事組合長 金城治樹様




社員の心をこめた味づくりへの想い






“滑らかで喉越しがよく美味しいもずく”そう思っていただけるように、ていねいな手仕事に心をこめています。



製造部もずく選別ライン2-1班 リーダー






 “ ていねいな手仕事をすること ” このことをいつも心に想っています。朝の朝礼では社是社訓を心の中で言い、初心に返ります。



製造部もずく選別ライン2-2班 リーダー






一言で “ 何事にも集中すること ”です。
集中して、ていねいに、確認して仕事を進めることで、製品に心をこめています。



製造部もずく選別ライン2-3班リーダー






お客様に何度も手にとっていただける商品をつくり、「昔から変わらなくておいしいね」と言っていただけるように日々想いをこめています。



製造部もずくライン1班 班長






“ 美味しい ”と思っていただけるように、“ 健康で元気になれますように ”と 心をこめています。



製造部充填ライン3班 班長






お客様にご満足いただき、今後も選び続けていただけるよう、日々想いをこめています。



製造部さばライン4班 班長






お客様目線で物事を考え、コミュニケーションをしっかりとりながらチーム一丸となった生産をしています。



製造部デリカライン5班 班長






お客様のもとへ、まちがいなく製品をお届けできるよう、チームワークを大切に日々励んでいます。




製造部出荷ライン6班 班長






新製品開発においては、どのようにしたらお客様の生活のお役にたてるかを思い描きながら、商品設計をしています。




開発室 主任






品質保証室は“お客様を守る最後の砦”お客様に寄り添い、誠心誠意努めています。



品質保証室 リーダー






“日々の仕事を誠実に行うこと”それが心をこめた商品作りに繋がっていると思います。



品質保証室 主任






自分でも心から“美味しい”と思えるからこそ、商品にこめられた想いやこだわりをお客様に伝えることができています。



営業部





社員が考える「心をこめた味づくり」とは

井ゲタ竹内のブランドは「人」を中心に「会社」「商品」で成り立っています。私たちの商品は食品です。井ゲタ竹内は、創業者竹内孝の母、美代が「食べ物を作ってみんなを幸せにしたら」との助言から始まりました。食は健康・身体づくりの源です。私たちが提供する食品を通じて、人々が心身共に健康であり、幸せに生活するということが社会の潤につながると考えています。井ゲタ竹内(「人」「会社」「商品」)は、そこに貢献しているという想いと誇りをこめて、商品を企画・製造し、「人」も「商品」も「会社」も成長・発展し、社会の潤へ貢献していくことが、「心をこめた商品づくり」につながっていきます。消費者のことを考え、消費者の立場に立ち、家族や大切な人、身近な人のために料理をつくるように商品をつくる。

自分たちの都合ではない消費者が求める商品づくり。そんな商品を社会に提供し続けていけば、自然と商品に心がこめられ、潤いあふれる社会に繋がっていくのではないでしょうか。
それでは、「井ゲタ竹内らしい心をこめた商品」とは、いったいどんな商品なのでしょうか?

上記と下記の、「井ゲタ竹内らしい心をこめた商品」とは、井ゲタ竹内社員の言葉から紡いだものです。その内容は、創業者・竹内孝の想いを今の社員が自分たちの言葉としてしっかり受け継いできた証でもあります。
私たちの商品は、創業の精神を受け継いだ、汗と涙と熱意の結晶なのです。





商品について

・異物混入のない、丁寧な作業をして商品をつくり、お客様に喜んでもらい社会の役に立つ
・心をこめる→相手(家族、友人、仕事仲間など)が浮かぶ。 潤い→活力(生きる)、感情(相手を想いやる、想像する余裕ができる)
・4つの社是の中でも「心をこめた商品を作り」この項目が会社の姿勢を表す最も重要なものである。
・安心・安全な、食べた方に喜んでもらえる商品をつくる
・お客様のことを想って丁寧な仕事をする
・井ゲタ竹内のブランドは「会社」「商品」「人」で成り立っています。どれもが井ゲタ竹内の作り出す「商品」なのだと思います。
・食事は健康・身体づくりの源であると考えます。心身共に健康であり、生活するということが社会の潤につながると考え、単に作業するのではなく、そこに貢献するという思いを込めて仕事していくことが心をこめた商品作りにつながると思っています。
・家族や大切な人、身近な人のために料理をつくるように商品をつくることだと思う。
・消費者のことを考え、消費者の立場に立ち、自分たちの都合ではない消費者が求める商品づくり。
そうすれば自然と心がこもるのではないか。
・商品を手に取ったときに美しいと感じていただける商品。お客様から見て、その商品がどんなものか、わかりやすい商品。
食べたときに美味しいと思ってもらえる商品。心からの笑顔で満足してもらい、喜んでもらえる商品。購入してよかったと思ってもらえる商品。
また食べたいと思っていただける商品。何度も食べてもらえる商品。食べた方が健康になれる商品。心が幸せになるような商品。
・消費者の方々に末永く愛され、愛用してもらえるように真心をこめた商品作りだと思っています。
・汗と涙と熱意の結晶
・昔からの味、変わらない味を守りながら今に合った商品を手がける(井ゲタ竹内の味らしさ)


商品をつくるときに込める気持ち

・愛情や配慮、願い、祈りなどの気持ちを十分に含ませること、また、そうした気持ちのもとに、物事を行うこと。
・一つひとつに深い想いをもって、世に送り出すことが「商品作り」なのだと思います。
・どうすればお客様に喜んでもらえるかを常に考え、お客様に喜んでもらう為に、心をこめて物作りをする。
・つくり手=私たちの気持ちがこもった商品をつくることだと思います。食べていただく人のため、買っていただくために心をこめてつくる。
・お客様、食べる方のことを考え想像し、食べる方のためにという気持ちでつくる。お客様の笑顔をイメージして商品をつくる。
・商品を購入してくださった方、消費者の気持ちになって作業すること。思いやりの気持ちで心の中をいっぱいにする
・お客様の笑顔をイメージして商品をつくり、お客様が安心して食べられるように美味しくできて、と願いをこめる
・食べていただく方への配慮と感謝
・体に良い物をつくる
・美味しい、また食べたいと思っていただけるもの、何度も食べてもらえる物を、責任もってつくる
・食事の一部となる美味しい食品、食材に感謝の気持ちを込めること
・生産者や販売していただく方、など井ゲタ竹内の周りにいるすべての方への感謝
・原料や資材の仕入れ、設備保全に関わる会社、コンサルに至るまで、弊社とかかわりあうことで、良かったと思っていただけること。


商品をつくるときに心がけている決意

・心身共に健康であり、生活するということが社会の潤につながると考え、単に作業(製造)するのではなく、そこに貢献するという思いを込めて仕事していくことが心をこめた商品作りにつながると思っています。
・品質に妥協しないこと。より良い商品を届けるために常に向上する努力をしていること。
・各工程で最終製品が食卓に並ぶことを考えながら作業にあたる。
・身なりから手洗いから始まって、清潔を重視し、一つひとつの作業を丁寧にていねいに。
・品質管理を徹底し、安全・安心、品質の高い、信頼され、誰もが安心して美味しく食べられる商品作り
・異物混入のない商品
・一つひとつの工程を丁寧に。手を抜かず、細心の注意をはらい、誠意・誠心・誠実に。真剣、一生懸命、頑張って、精一杯、真心こめて。
・五感をフル活用してつくる
・自分に嘘のない、正確な製品、間違いのない商品をつくる
・スピードも大事だが丁寧な仕事も大事。丁寧に商品をつくり、品質を保つ。
・製造工程通りに基づいて、きちんと決められたものをつくる。
・作業ライン内の融和・信頼





社員が考える「社会の潤となる」とは



社是に掲げられている「社会の潤となる」という言葉はとても美しく、そして抽象的です。社員の解釈はそれぞれ異なりますが、どれも井ゲタ竹内の想いを表しています。社員一人ひとりがイメージする社会の潤の実現を追求していけば、社員の数だけ社会の潤の幅が拡がっていく。きっとそんな願いもこめられているに違いありません。



【消費者が潤う】

・井ゲタ竹内の商品を食べてもらい、笑顔で満足して、労働意欲、学習意欲が向上することが貢献につながります。
・人々の温かみのある商品。健康に役に立って、元気な毎日が送れるように。
・美味しくて体にいいものを提供することで、食べた人が生活するうえでの活力になるということ。
・商品を食べられた時にほっとするような商品をお届けできることではないかと思います。
・丁寧に美味しく作られた商品を手に取って食卓に並べられ、家族みんなが笑顔になったことが潤い、それが拡がると社会の潤に。
・自社の商品を食べて、笑顔になってほしい!ホッとしてほしい!
・食事は健康・身体づくりの源であると考えます。心身共に健康であり、生活するということが社会の潤につながると考え、商品を食べた方が元気になって多方面にも力を発揮できるようになる
・井ゲタのもづくを食べることで、家族で「おいしいね」と会話があったり、温かい気持ちになること。気持ちに潤いが生まれる。心に潤いが生まれると、体も健康になる。

【ご縁が繋がる皆様が潤う】

・商品を通して、従業員(会社)、生産者、生協、店、そして消費者がつながること
・生産者→製造者→消費者が皆満足し、心豊かに社会が回っていけること
・世に送り出すものは、モノとして商品をご購入いただくお客様とのつながりだけではありません。
 原料や資材の仕入れ、設備保全に関わる会社、コンサルに至るまで、弊社とかかわりあうことで、
 良かったと思っていただけること。その一つひとつが潤いになっている。
・お客様が次も食べたいとリピーターになって何度も買ってもらうことが社会の潤につながると思います。
・商品を購入する側、つくる側(弊社商品にかかわるすべての人)にとっていろいろな意味
(安心安全な美味しい商品を食べて心が潤う、商品が売れることで家族が潤う他)で良いこと。

【社員自身が潤う】

・仕事を通して労働をし、金銭を得て生活を営み、また自分も商品を購入し、充実した暮らしを過ごしていけるように望む。
単に作業するのではなく、そこに貢献するという思いを込めて仕事をしていくことが心をこめた商品作りにつながると思っています。

【井ゲタ竹内が潤う】

・また、社内の人が育ち、社会、地域の役に立つ人材に育つことも社会の潤の創出にもつながっているのだと思います。そして、お客様に食べてもらって、たくさんの人に、井ゲタの味付もずくを広めてもらって、会社の売り上げも上がり、社員も喜ぶ。